胆道閉鎖症と突き進むおかあのブログ

生後2ヶ月で難病と診断された私の今と今までの事

自分ではない何者になろうとしているのか

タイトルは昔の親友が最近発信していた言葉。

 

 

彼女の言葉を借りると、

求められる女になりたいとか

追われる女になりたいとか、

今の自分を否定して

違う何者かになろうとしたときに

その魅力は失われる

 

 

なるほどそれが、私が感じていた違和感だったんだなと納得。

行き詰まった時に彼女のアウトプットに触れると、ヒントが見つかる事がしばしば。

 

 

彼女は逸時、有名ブロガーとして活躍していたけれど、私はその頃の彼女が恐くて近寄れませんでした。

 

 

一言で言うと、なぜそんなに変わってしまったの?という悲しい感覚。

頭が切れる彼女らしい、明朗でリズムのいい文章からは柔らかさや温かみが見えなくて、しかもそれが本当の自分らしくて最高!みたいに言ってるもんだから、

なんだか住む世界が変わっちゃったなあ、と暫くは彼女の発信を見ない様にしていました。

 

 

彼女との間には色濃い思い出が多くて、季節の花を見るとふと思い出す事がよくあります。

それで今回も冬の空気の匂いに触れて、ああ、そういえば何してるかな、と思い立って彼女の発信ツールを覗き見しに行きました。

 

 

そしたら何だか、私の知ってる彼女に戻っていました。

そりゃかなり洗練されてはいるけれど、でも柔らかくて暖かくて、黄色が似合う彼女の彼女らしい言葉たちに、心底安堵しました。

 

 

人がどんな人生を歩もうとそれはそれ、

そのくらいの感覚は持ち合わせているけれど、私はやっぱり寂しかったんだと思います。

特別に信頼できて、本当に大好きな人だったから。

 

 

変わって行く事は必然。

でも根本的な所、なんていうか、うまく言えないんですが、本質的な所を隠すための変化には違和感を感じてしまいます。

 

 

冒頭の話に戻りますが、今の自分を否定して何者かになろうとする行為と、こうなりたい!という理想の為に行動する、という事は相反する様で根本的には変わらないと思っています。

要するには、その理想の所在の問題。

あるべき所をきちんと捉えて、それを理想と言えているかどうか、なのだと思います。

 

 

ここのところ、人に話し助言を求める作業を怠っていたおかげで、悩むことが増えていたけれど、抜け出すためのヒントを見つけられた気がします。

 

 

深呼吸をして、自分に優しく。もっと、もっと。

 

 

いろの